【AO入試・ IB入試】の違いとは?大学入試の特徴を詳しく解説!
この記事では、AO入試/総合型選抜とIB入試の違いについて解説します。
AO入試(アドミッション・オフィス入試)とIB入試(国際バカロレア入試)は、大学や高等教育機関への入学選考方法として異なる特徴を持っています。
AO入試の特徴
多様な評価基準:
- 学力試験だけでなく、エッセイ、面接、課外活動、リーダーシップ経験、推薦状などを総合的に評価します。
- 出願者の個性や適性、志望動機を重視するため、学力偏差だけでは測れない能力を見出します。
自己PR:
- 自分自身の強みや経験をアピールする機会が多く、自己分析や自己表現力が求められます。
- ポートフォリオやプロジェクト、ボランティア活動の記録など、自分の取り組みを具体的に示す資料を準備することが重要です。
柔軟な選考プロセス:
- 選考方法やプロセスは大学ごとに異なり、多様な選考基準が設定されることがあります。
- 評定平均・資格・活動実績・志望理由書などが総合的に判断されます。
IB入試の特徴
国際的なカリキュラム:
- 国際バカロレア(IB)プログラムに基づいており、世界中の大学で認められる国際的な教育プログラムです。
- バランスの取れたカリキュラムで、知識だけでなく、思考力、リサーチ能力、コミュニケーション能力を養います。
評価基準:
- 世界中のIB校で統一された試験や評価基準が適用され、客観的な学力評価が行われます。
- エッセイや内部評価(IA)、筆記試験など、様々な評価方法を組み合わせて総合的に評価します。
CASプログラム:
- Creativity, Activity, Service(CAS)と呼ばれるプログラムを通じて、学問以外の活動にも積極的に参加することが求められます。
- 社会貢献活動や課外活動を通じて、リーダーシップやチームワークなども重要な評価基準となっています。
AO入試とIB入試の違い
AO入試
- 評定平均(5または4段階評価)が見られる
- 英検などの資格試験の提出
IB入試
- IBスコアの提出 (45点満点)
- CAS(Creativity, Activity, Service), TOK(Theory of Knowledge)やEE(Extended essay)の提出
- TOEFL / IELTSスコアの提出
まとめ
AO入試とIB入試は、それぞれ異なる特徴を持つ大学入学選考方法です。AO入試は学力試験以外の多様な評価基準を用いて、出願者の個性や適性を総合的に評価します。自己PRが重要で、選考プロセスも大学ごとに異なるため、柔軟性が高いのが特徴です。
一方、IB入試は国際的なカリキュラムに基づいており、世界中で統一された評価基準で客観的に学力を評価します。CASや EEなども判断材料となるため、IBプログラムではバランスの取れた評価、社会貢献活動が重視されます。
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